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日々雑感(2013)


12 月 30 日 雪景色
これ、どこだと思います?「北へ行くのね、ここも北なのに」って北国に逃避しちゃったようにみえるでしょ。



答えは愛媛、カミさんの実家に帰省した際の写真です。海沿いの町なのに、寒波の影響で雪が舞い、山が白くなっています。ご覧の
写真は、峠を一つ越えた隣の町ですが、あたり一面真っ白です。

思わず、北国かよっと突っ込みをいれたくなるような景色。昔、2月に九州にバイクで行った際、雪のちらつく関門海峡を渡りながら、
同じように毒づいたことを思い出しました。どうしても、関東の人間は南の土地は暖かいと思い込みがちですけれど、いつでも暖かい
わけではないことがよく分かります。



帰りは松山まで各駅停車で帰りました。乗車駅は曇天、途中は雪景色と海、終点は晴れと、天候のめまぐるしい変化と
ワンマン・ディーゼルカーの旅を堪能しました。かつては、盛岡から宮古の山田線や宮古からの三陸鉄道などディーゼルカーに乗る
機会があったものの、最近はほとんど乗っていません。なので、久しぶりのディーゼルカーの旅でした。


11 月 30 日 サボテンが危ない
家では 20 年近くジャコバ・サボテンを育てています。今は亡き加藤親方にいただいたものなので、大事に育ててきました。親方には
若い頃、造園業のアルバイトでお世話になりました。

サボテンには水遣りと、春の植え替えくらいしかしていなかったのですが、毎年冬になると花をつけてくれていました。ところが、今年の
夏頃からしおれてきてしまい、どうにもよくなりません。試しに季節はずれの植え替えをしてみたら、根が小さくなってしまっていました。
しおれた原因は分かったものの対処方法が分からず、オロオロしています。

Web で検索してみると、寿命という言葉も見えます。こんな状態でも、サボテンはつぼみをつけようとしているのがけなげですね。まさに
「ひと花咲かせる」という状態です。何とか元気にする方法はないかなあ。



(元気なころのサボテンです)

11 月 30 日 気になるクルマ
駐車している車で気になるクルマはありませんか。私はここだったらあれ、あそこだったらこれと、通る道に応じて目で追ってしまう
クルマがあります。このクルマは最近動いていないようだけど大丈夫かなとか、このクルマは暫く見ないけど車検かな、という具合です。

比較的近所に E28 と並んで止まっていた E12 の 5 シリーズは半年くらい前に両方とも姿を消してしまい心配しています。先日、
国分寺を走っていたところ、白い 2002 が駐車していた駐車場が閉鎖されて工事されていました。マンションでも作るのでしょう。
2002 が無事に移動してくれているといいのですが。

11 月 30 日清須会議
家族で三谷幸喜監督の「清須会議」を見てきました。もともと三谷幸喜は好きでした。「でした」と過去形にしたのは、ある時期から
あまり見なくなったためです。「12人の優しい日本人」(脚本)、「ラヂオの時間」(監督)あたりが最高だと思っており、
従来の映画とは段違いに面白かったのを覚えています。

映画館で上映終了後にお客さんから拍手がおこったのは「ラヂオの時間」を除いてありません。そんな三谷監督も映画の撮影システム
や映画の作法に慣れるにつれ、面白さが薄まったような気がしています。そんなことをエラソーに家族に話していたら、カミさんが、
「今回の映画は面白さを追及していないって監督が言ってたよ」ですって。早く言えよ!


11 月 30 日歯のトラブル
最近、奥歯が痛いときがあるのに加え、水を飲むと歯茎にしみるようになりました。しかたがないので、15 年ぶり以上に歯医者に行って
きました。結論からすると、虫歯はほとんどなく、歯茎の異常もありませんでした。知覚過敏だそうです。

虫歯でも歯茎に異常があったわけでもないことがわかったのは収穫です。しかし、その後、何回か通って、痛い思いをして歯石除去や
虫歯治療をしていただいても、水がしみるのは解決していないので、何だかナーという気分です。


11 月 30 日岩手からの産直品
岩手県岩泉町から産直品が届きました。よく行く田野畑村に隣接する岩泉町の産直から送っていただいたものです。おいしそうなリンゴ
が4種類、生しいたけの他に、聞いたこともないきのこが1種類、それに郷土のおかし「ひゅうず」が入っていました。



以前、産直で「豆しとぎ」を食べたところ、おいしかったので、今回は別のおかしを送ってもらいました。それが「ひゅうず」です。食べると、
甘い味噌とくるみが入っており、不思議な味です。なんとなく初めての味ではないので、記憶を探ってみると思い出しました。
今年の夏に食べた「まめぶ」です。

原材料を見ると、小麦、味噌、砂糖、くるみなので、構成要素は同じです。詳しい方に聞いてみると、材料の比率が地域や各家庭での
違いになっているとのことでした。なるほど、合点がいきます。

ちなみにこちらは、岩手の郷土のおかしをまとめたサイトです。こんなにあるんですよ。なぜか、私も自慢げになってしまいます。他の
都道府県にはこれほどないんじゃないかなあ (沖縄を除く)。

岩手の産直に行くと、初めての食べ物に出会えるのでワクワクします。うちの近所にも、こういう産直があれば楽しいのにね。


11 月 30 日飛べ!ダコタ
「飛べ!ダコタ」という映画を見てきました。ダコタとはダグラス DC3 というプロペラ輸送機のことで、見に行ったのは、この飛行機が
どのように扱われているかに興味があったためです。

飛行可能な機体が残っている欧米ですと、実際の機体を利用した飛行シーンがあったりします。例えば、「メンフィス・ベル」という
アメリカ映画では、B17 爆撃機のエンジン始動から離陸まで、実機による映像が豊富に使われており、エンジンがかかるシーンだけでも
見にいった甲斐がありました。

さて、日本、それも佐渡島を舞台にした「飛べ!ダコタ」です。想像どおり、飛行シーンはCG でした。海外で撮影した飛行シーンでも
あるかと期待したものの、ありません。CG は、いかにも CG というできばえです。実機を飛ばすことはできないにしても、もう少し何とか
ならなかったかなというのが率直な感想です。

飛行シーンはイマイチだったものの、不時着した DC 3 はよくできています。帰って調べると、山本賢吾さんという DC3 に詳しい方の
協力のもと、タイにあった実機を輸入して使用したとのこと。よくできているはずです。

このサイト、クルマ関係のサイトとは異なる趣のサイトです。博覧強記というのでしょうか。クルマは実際に手に入れて走ったり、
いじったりが中心なので、この手のサイトはあまり見かけません。ところが、飛行機や鉄道など、自分で手に入れたり、ましてや操縦
できない乗り物趣味では、興味の範囲が異なってくるように感じます。

さて、この映画、飛行シーンはイマひとつながら、実直に本物の機体を使用したことからも分かるようにまじめに作られており、
よくできていました。大ヒットはしないかもしれませんが、多くの方が見るといいですね。


9 月 8 日 海パン穴あき事件
いやあ、久しぶりに間抜けを演じてしまいました。ことの顛末は次のとおり。

子どもとウォーター・スライダーのあるプールに行ったと思ってください。4 階相当の高さから滑りおりるスライダーが済んでから、何気なく
お尻に手を当ててみると、中心の縫い目部分が破れているじゃありませんか。

来てから 1 時間もたっていません。私はもう帰りたい気分ですが、子どもは、他のスライダーにも乗る気まんまんです。まあ、
小さな穴だし、そんなに目立たないだろうと思ったのが運のつき。階段にならんでスライダーの待ち順を待っていたら、すぐ後ろの
カップルが、しのび笑いをしているのが聞こえます。どうやら、穴を指さして笑っているようです。

子どもはまだ帰りたくないので、「お父さん、ドンマイ!」なんていいます。結局、その後、後ろ手に手を組んだりなんかしてごまかして
いましたが、かっちょ悪かったですね。久しぶりのトホホホホでした。

9 月 8 日 路上の安全
「道の駅」で、地元のオートバイ乗りから聞いた話。「よそのナンバーの人は、黄色の線でもクルマを追い抜いていくけど、保険に入って
いないような軽トラがウインカーも出さずに右折するような土地でよくそんなことできるなー」

そうなんですよね。追い越す方は、運転している人は自分と同様まともだろうとか、右折するときは必ず前の車がウィンカーを出す
だろうとか、このクルマは当然保険に入っているだろうと思っています。でもね、認知症のせいか理不尽なことを言い出した父や、
神経を痛めた方の攻撃的な運転を体験したりすると、路上で車を運転している人は、自分の想像範囲を超えている可能性があることに
気づくようになりました。

特にバイクを運転している場合、自分に責任がなくとも、事故は怪我に直結します。おまけに、相手が逃げちゃったり、保険に入って
いなかったりしたら大変です。

したがって、事故を起こさない、もらわないように自分で守るしかないとあらためて思いました。走行中のクルマの脇をすり抜けたり、
黄色線での追い越しなんてもってのほかです。

9 月 8 日 あまちゃん



連続テレビ小説「あまちゃん」面白いですね。家族 3 人で、毎日ハラハラしながら見ています。今年の夏は、「あまちゃん」のロケ地である
岩手県久慈市の小袖海岸に行ってきました(正確に言うと、家族を田野畑村に連れていきたいため、方便としてあまちゃんを
使いました)。

久慈市から小袖海岸までは道路が狭いため、市内の駐車場にクルマを止めて、そこからバスで行くようになっていると事前に聞いて
いました。ところが、幸いマイカー規制は土日だけでしたので、クルマでそのままいけました。道路は確かに狭く、対向車とは待避所で
すれ違うしかありません。

小袖海岸はというと、思ったよりもこじんまりしていました。東京の感覚からすると、お土産や飲食物を売るお店がたくさんあるところです。
しかし、駐車場のある漁協の事務所のまわりに少しと、堤防のあたりに少しあるくらいです。控えめな感じに好感を抱きました。どちらかと
いえば、東北道の滝沢パーキング・エリアなどの方が、あまちゃんに便乗したおみやげを多数売っていたように感じました。

うに丼、海鮮丼などを食べさせる店、T シャツやサントラの CD を売っている店がわんさかあるかと思ったら、あまりなく、こじんまりした
印象です。話の種に、\300 でまめぶをいただきました。味はけんちん汁ですね。



ドラマの中で安部ちゃんが「おやつなのか、おかずなのかわかんね」と言う原因になっている団子は、確かにくるみと黒糖が入っている
ので甘く感じます。とはいえ、小さいためかすかにしか感じません。なので、とてもおやつという感じではありませんでした。

まめぶを食べながら見回していると、北限の海女さんがいました。渡辺えりさんが扮しているかのようなおばちゃん海女さんです。
さすがにアキちゃん、ユイちゃんのような若い乙女ではありません(当たり前)。

実際に小袖海岸に行ったのは 7 月末のことです。東北はまだ梅雨あけしていなかったことに加え、平日だったこともあり、あっさり
行ってあっさり帰ってくることができてラッキーでした。

9 月 8 日 住んでみたい街ランキング
「バイバイ吉祥寺」で触れた「住んでみたい街ランキング」アンケートについての続編です。前回、アンケートの回答者プロフィールまで
しか見ていなかったのですが、よく見ると有効回答数が 1784 件とありました。

アンケートを依頼した母数がいくつに対しての 1784 件か分からないものの、ちょっとした組織票で結果をどうにでも変えられそうな
件数です。それに、アンケートメール配信先の選定方法も、「無作為抽出」と書かれていないところを見ると、どのような基準で
選定したかも分かりません。

要するに、長谷工が自社の商売の都合のよいように結果を操作していると疑われてもしかたがないようなアンケートだということです。
ちなみに、今年の第 3 位は武蔵小杉です。どう思います?


8 月 22 日 ウッディ・アレン映画と宮崎駿映画
少し前に「ローマでアモーレ」を見ました。今年 2 本目のウッディ・アレン映画です。前の「恋のロンドン狂奏曲」がハズレだったため、
おっかなびっくりでしたが、そこそこ楽しめました。ウッディ・アレンはアメリカ人ですけれども、ハリウッド映画とは異なり、人間の
心理描写が得意で、作る映画の特徴は、心理の細かいひだにひっかかる細かな笑いが多いことです。あまりにも自虐的なので
疲れることもあります。特に本人が主人公の場合です。

特筆したいのはアイデアの素晴らしさです。そりゃ、毎回毎回ヒットとはいかないものの、昨年見た「ミッドナイト・イン・パリ」は最高でした。
おそらく、監督が言いたかったのは一言だけなのです。しかし、そこに至る過程を逆算していって、あのストーリーを作ったに
違いありません。そのアイデアを得る能力と、実現する能力を考えると素晴らしいの一言に尽きます。次回作も期待してしまいます。

翻って宮崎駿の「風立ちぬ」です。絵の巣晴らしさや、飛行機のシーンなど見所は沢山あります。しかしながら、唐突なラスト・シーン
では、監督は何を言いたかったのだろうかと考えてしまいました。宮崎監督は、当初製作に反対したそうです。結論からすると、
そのとおりではないかと思います。

宮崎監督には「宮崎駿の雑草ノート」という素晴らしい本があります。これは「モデル・グラフィックス」というプラモデル雑誌に連載して
いたものをまとめた本で、これを見ると、「紅の豚」も「風立ちぬ」も、この膨大な知識が下敷きになっていることが一目瞭然です。
また、内容も肩に力が入っておらず理屈抜きに楽しむことができます。これを映画にして残したいと考えたプロデューサーの考えも
理解できます。

ところが、題材が戦争を扱っていることから戦争賛美と思われないために、慎重になりすぎたのか、それとも実在の人物を意識しすぎ
たのか、中途半端なファンタジーになってしまったように感じました。

一般公開向けではなく、ジブリ美術館で上映している 15 分くらいの実験映画として、監督が好きなように作った方がよかった気が
します。

かたや、あまり期待されずに(?)淡々と好きなように映画を作るウッディ・アレン、かたや、毎回毎回映画が大きく期待され、
一言一句が報道されてしまい、がんじがらめの宮崎駿。少し気の毒な気がしました。


8 月 22 日 道志街道



バイクを CBX に買い換えて 1 年になります。クルマもバイクも中古で買ってから、ひととおり悪い箇所を見つけて修理していくのには
数年かかると思っています。CBX も買い換えてから定期点検、タイヤ交換、バッテリー交換、チェーン交換と行い、徐々に調子が
出てきました。まだ完全ではないため、様子を見がてら道志街道を走って富士山を見に行ってきました。数年ぶりの道志街道です。

私の中ではバイク人口は減っているというイメージがあるものの、道志街道のバイクの多さはどうしたことでしょう。「道の駅」の
駐車場なんか、小河内ダムの駐車場のようです。10 時を過ぎると暑さが半端じゃなくなるので、早朝に出かけて 9 時には帰途に
つきました。

燃料系が原因なのか、キャブのつきの悪さが解消されればひと段落ですね。寒くなる前に原因を特定して修理したいなあ。

8 月 22 日 ハーレーとTシャツ
夏のハーレーといえばどのようなイメージをお持ちですか。私のイメージですと、胸板が厚く、肩のあたりが筋肉で盛り上がっている
男性が白い Tシャツを肩までまくりあげて運転しているイメージです。

以前、車で信号待ちをしていたら、横にハーレーが止まりました。見ると、若そうな女性です。ハーレーは売れてるらしいですから、
最近じゃ、女性が乗っているのも珍しくありません。この方もTシャツです。

でもね、女性のTシャツには異論ありです。それは、見栄えが悪いからです。女性のTシャツの何がいけないのよ、とお思いのあなた、
バイクのアイドリングに合わせて女性の二の腕がプルプルしているのを見るのは興ざめですよ。

男性の場合、筋肉質なせいか、そういう光景を見た記憶がありません。女性の場合、筋肉が少ないためかバイクの振動に合わせて
脂肪がプルプルしちゃうようなんですね。本人は、きっと、ハーレーに乗っている私って素敵って思っているに違いないんですが、
あれはいただけません。

なんてことを思いながら、先日亡くなった戸井十月さんのバイク紀行をテレビで見ていたら、戸井さんの二の腕もいい具合に脂が
まわっていました。さすがに運転時は長袖だったので、プルプルは映っていませんでした。脂がまわったオヤジも T シャツで
バイクを運転するのは要注意ってことですね。


8 月 22 日 バイバイ吉祥寺
先日、久しぶりに吉祥寺に行ったところ、駅ビル(アトレ吉祥寺)の中が知らない街のようになっており驚きました。伊勢丹がなくなって、
ヨドバシカメラができたあたりから、用事がない限り行かなくなっていたので、なおさらです。

毎年、長谷工が発表している住みたい街の一番に輝いている吉祥寺ですが、この結果に対して昔から吉祥寺を知っているものには
非常に違和感があります。統計のマジックで、調査範囲を 20 代前半の地方出身女子に限定するなど、何らかの操作を行っているの
ではないかと邪推しましたが、長谷工の説明ページを見る限りそうでもなさそうです。調査の結果と、この違和感はなんなのでしょう。

違和感というのは、かつてあったような魅力が今の吉祥寺にはまったくないためです。吉祥寺には独自の雰囲気がありました。
本屋にしてもレコード屋にしても飲み屋にしても、吉祥寺にしかない店がありました。

ところが、伊勢丹の後にコピス吉祥寺とかいう複合商業施設ができる頃から、吉祥寺にしかなかった店(特に飲食店)が閉店してしまい、
どこの街にもある店しかなくなってしまいました。どうやら、テナント料が高いため、昔からの店は契約更新を諦めてしまった
ようです。

単純すぎるかもしれませんが、人気がある → テナント料が高止まりする → 大規模チェーン店しか出店できない → 街の
オリジナリティーが失われる、という図式に見えます。それとも、出店していた方達の高齢化の問題もあるのかもしれません。

私みたいな偏屈な親父にも、かつては居所があったものの、もはや今の吉祥寺には居所がありません。

今度は国分寺を開拓するかなあ。国分寺には、かつての吉祥寺のような、偏屈な親父がいられそうな雰囲気がまだ
ありますからね。


8 月 22 日 小河内ダム
母の老人ホームに行くという名目でバイクで家を出たのはいいものの、到着時刻が早朝すぎるため、奥多摩の小河内ダムに寄り道
することにしました。久しぶりにダムまで行き、第二駐車場をのぞいたところ、多種多様なクルマやバイクが集まっており、目の保養に
なりました。

クルマでは、箱スカや、ベレット、117 クーペなどの古い国産車に加え、アルピーヌ(A110) などがいました。バイクでは、CB 750F、
CB 500T、W3、ビモータ、空冷水平対抗の BMW などがいました。これはこれで、楽しいのですが、こんな珍種も見ました。



スリーホイーラーです。どういうわけか補助輪がついており、3 輪ならぬ 5 輪車になっています。車体は軽そうですし、ヤマハの
そこそこ大きそうなエンジンを積んでいることから実際に速そうです。その上、視線がものすごく低いので、その速度感といったら
恐ろしいくらいでしょう。私には恐くて乗れません。

こちらは、250 CC のスクーター・エンジンを手製のフレームに載せたらしい改造車。これまた、乗車位置が低く、ホイール・ベースが
長いので、公道を走行するには色々な制約がありそうです。小回りがきかないとか、大きな段差では腹回りをすってしまうとかね。
でも、見ている分には楽しそう。



この集まり、後でネットで調べたら「不良中高年ワークス」というグループの集まりでした。「不良中高年」にはほど遠い小心親父には
ちょっと敷居が高いかも?


7 月 28 日 ゼロ戦エンジン始動会(8 月)
4 月にエンジン始動会に行ったことは以前書いたとおりです。ゼロ戦の展示期間が8 月末まで延期されたので期待していたところ、
エンジン始動会が 8 月末に行われるとホームページに載っていました。今回はタクシーイングもするということですから、前回よりも、
エンジンの回転数が上がるので、さらに迫力ありそうです。

心配なのは天気です。さすがに、炎天下に行うのは避けたかったらしく夕方開催になっています。でもね、8 月末のこの頃って、台風が
来たり、夕立が必ずきたりと、天気についてあまりよい印象がありません。ともあれ、心配してもしょうがないので、当日がくるのを
待ちましょう。

そういえば、8 月末に米軍横田基地で行われていた日米友好祭は、米軍の歳出削減に伴い、無期限の延期になりました。いわゆる、
「財政の崖」のあおりをくらったわけです。ニュースの中だけの話題だと思っていたら、意外な形で身近なところに影響がありました。

ただでさえ、ジブリ映画「風立ちぬ」の影響で人が集まりそうなのに、横田基地めあての航空ファンが所沢に集結しなけりゃいいんですけど。


7 月 28 日Facebook 雑感
Facebook を使っていますか?私は 2 年ほど前から使い始めましたが、最近はあまり使わなくなりました。使わなくなるにいたった理由を
まとめてみます。

初期
Facebook の使い始めは楽しくてしかたがありません。何せ、名前で検索すると、国内、海外問わず、知り合いを見つけることが
できるためです。また、知り合いが日ごろどのようなことをしているかを垣間見たりできるのに加え、交友関係なども分かってしまい
ます。
この時期は、Facebook 上の「友達」が増えるのが楽しいため、少し知っているくらいの相手にもやたらに「友達リクエスト」を送ります。
私もそうでした。また、1 日 1 回はチェックします。知り合いの中には、勤務時間中にも投稿しており、ひとごとながら心配に
なる人もいました。

中期
しばらくすると、楽しいことばかりではないことに気づきます。お友達として想定している方からの「友達リクエスト」はいいのですが、
以前の会社の同僚や、何となく顔は知っているけれど話したことがない昔の同級生、友人の友人だけど見知らぬ人など、友達に
加えるには躊躇する相手から申請がくるためです。私は経験ありませんが、会社の上司からリクエストされたら受けるにしろ
断るにしろ悩むでしょうね。

表示される投稿の傾向について気づくのもこの頃です。投稿のうちの大半は特定の2、3 人のものであり、しかも、自分には興味が
ない内容だったりします。これは、日常のちょっとしたことをお手軽に投稿するという Facebook など、敷居の低い SNS が目指す
本来の目標なのでしょうから、当たり前のことでしょう。

写真についても要注意です。写真は投稿ネタとして魅力的なため、投稿しがちです。自分がとった写真ですとコントロールできるの
ですが、集まりなどで自分が写りこんだ写真を他人が投稿してしまうことがあります。例えば、会社を病休したはずの人が遊びに
行った写真を同僚が見たらどうなるでしょう。これは文章にも似たようなことがいえます。大切な集まりを所要で欠席したはずの人が、
単にどこかに遊びに行っていたことが分かってしまう場合などです。

また、この頃になると、自分以外の人は毎日楽しく生活しているように見えます。新鮮な出会い、旅行、おいしい食事や飲み会などです。
実際は、たまたまそういう機会があった方がたまに投稿しているだけなのですが、素敵なことしか投稿されていないと、投稿する
側もネガティブなことは投稿しなくなるので、ますますそのような傾向が強まります。私も、最近の持ちネタである介護の話題を投稿して
みようかと思ったものの、華やかな投稿にひるんでやめました。

それにね、やっぱり人気の有無も何となくわかってくるんですよね。見ていると、投稿に対して、コメントや「いいね!」がたくさん付く方も
いれば、私のように、投稿しても誰からも無反応でスルーされちゃう方もいます。どうしても、興味のある話題を提供する方や、人に
自慢できるような友達の投稿にはコメントが集まりやすいという事実に気づきます。

さらに、胡散臭い情報にもお目にかかるようになります。「拡散してください」のコメントがついている情報であったり、ちょっとした
美談のたぐいです。発信しているのは自分の知人であったとしても、その方は引用して転送しているだけで、本当の発信者は
別にいます。いかにも内部に詳しい方が発信しているかのように見えるものの、真偽のほどが分かりません。

こうして、徐々に Facebook を見る機会が減ってきます。

後期
たまに Facebook を開いてみると、「友達リクエスト」がきています。誰だろうと思ってみると、見ず知らずの若そうな女性です。若い
女性からのリクエストにオヤジの心は浮かれます。でもね、知り合いでもなく、友達の友達でもない若い子がリクエストを送ってくる
なんて、スケベ心よりも警戒心が先立ってしまいます。
素性を見てもあたりさわりのないことしか書いていません。よおく見ると、友達は私と同姓の方ばかりであることから、苗字で検索して、
無作為にリクエストを送っているように見えます。

また、この前のリクエストでは名前がローマ字表記になっており、漢字がわからない人がなりすましている印象を受けました。
うさん臭い友達メールは個人情報収集目的ではないかと推察しています。

もともと、人に誘われて使ってみたけれども、使い方には注意が必要だというのが今の実感です。私には、このホームページで
どうでもいいようなことを書いている方が性に合っているようです。誰も見てくれないのが玉にキズかなー。


4 月 7 日バイバイ・アバルト
ウチの近所にいたアバルト 850 がいなくなりました。アバルトといっても、最近復刻されたアバルトなんかじゃありませんよ。古くて
(おそらく) 本物のアバルトです。

このアバルト、露天の駐車場で保管されていたため、勝手に同好の士と決めつけていました。でも、こちらさんは、私と違い、シートを
かぶせて大事にしていました。かぶせるなんてものじゃなく、強風や台風でずれることがないようにきちんと固定されていました。
そのせいでしょうか、気軽に乗るわけにはいかないらしく、頻度は少ないながら定期的に走る姿を見かけました。大事にされている
のがよく伝わってきました。

今までも、おそらく車検か何かで不在の時期はありました。今回もそうかと思ってみていたら、2 週間たっても戻ってきません。
挙句の果てには、最近のシルエットを持つ大柄なセダンがカバーをかけて置かれているじゃあーりませんか。どうやら、ドナドナ
されてしまったようです。

あちらの方が車齢は上なので、いたし方ないことでしょう。それでも、寂しい限りです。


4 月 2 日 ゼロ戦エンジン始動会(その1)
ゼロ戦が日本に里帰りしていることは、先月ここに記載しました。3 月のエンジン始動会の当日、いつものように青梅の老人ホームに
行った帰り、我慢できずに寄り道してエンジン音を聞いてきました。その様子です。



開始時間になると、クランキングしたのもつかの間、ゼロ戦のエンジンはすぐに始動しました。音をたとえると、少し前のハーレー 10 台が
同時にエンジンをかけたかのような印象です。少し前といったのは、最近のハーレーはよく消音されているので、昔ほど迫力が
ないからです。

始動会の様子は、You Tube でもアップされているものの、腹の底に響く重低音や灯油のような匂いは実際に体感してみないと
分かりません。ゼロ戦の発動機である栄二一型は並列式の星型 14 気筒エンジンです。バルブ駆動形式がハーレーと同じ
OHV であることから、ハーレーを例に出したのはあながち間違いではありません。

それにしてもこの迫力はどうでしょう。音を聞いたのは、機体から 50 メートルも離れていない場所です。私の住んでいるところは、
調布飛行場からさほど遠くないため、軽飛行機の音は散々聞いています。けれども、今まで聞いた音とは迫力がまったく違います。
とても一機のエンジン音だとは信じられないほどです。それもそのはず、軽飛行機の代表であるセスナ機は水平対抗の 4 気筒が
主力で、排気量もせいぜい 6 リットルですが、かたやゼロ戦は 14 気筒の 27.9 リットルです。比べること自体間違っています。

一回の始動会では 10 分間エンジンをかけます。最初はアイドリングでしたが、途中から少し回転をあげてくれました。そうすると、
今にもタキシングするのではないかという雰囲気を感じました。一機でこの音量なのですから、十機が同時に始動してタキシングしたら、
戦時中の飛行場では、ある種独特の興奮状態になったのではないでしょうか。昔の歌の歌詞に「エンジンの音 轟々と」という一節が
あります。まさに、轟々という印象でした。(続きます)

4 月 2 日 ゼロ戦エンジン始動会(その2)
エンジン始動会の続きです。

このホームページのどこかにも書いていますが、私はレシプロ・エンジンが大好きです。見た目で好きなのはフィンが美しい
空冷エンジンで、身近なところでいうとオートバイの空冷エンジン、究極は航空機の星型エンジンです。でも音に関心があるのは、
レース用のエンジンと戦闘機の空冷星型エンジンです。両者とも平時を目的とせず、異常時に高性能を発揮するためのエンジンです。
そのエンジン音を聞きたいと思ってました。

でもね、使用目的が目的だけに、日常では音を耳にすることはありません。前者はサーキットに行けば聞くことが可能で、実際、
ホンダ F1 やグランプリ・マシンが奏でるホンダ・ミュージックを聞くことができました。しかし、戦闘機の星型エンジンは子供の頃に
「疾風」の音を聞いたきりです。物心ついてから、博物館で第二次大戦の戦闘機はゼロ戦に限らず、メッサーシュミットや
スピットファイヤーも見たことがあります。けれど、エンジン音は、映像を通じてしか聞いたことはありません。やっと、50 歳にして、
実際にエンジン音を聞くことができ、とてもワクワクしました。

これを書きながら、これほど刺激を受けたことに我ながら驚いています。そういえば、昔、ツインリンクもてぎでホンダの RC174 という
6 気筒マシンの音を聞いたときも同じでした。翌週も同じマシンを追って筑波サーキットに行ったり、関連するビデオを購入したものです。

てな、ウンチクを帰ってカミさんと子供にしてから、「明日もエンジン始動会あるんだけど、行きたくなったかなー?」と聞いたところ、
「べつにぃー」ですって。ロマンが分からない人たちだなあ。

4 月 2 日 ゼロ戦エンジン始動会(その3)
エンジン始動会の続きです (何回ひっぱるつもりでしょう)。

当日は朝から小雨まじりだったので、寄るか寄らないかで迷ってまして。でも、行ったのは正解でした。百聞は一見にしかずとよく
いいます。本当にそのとおりで、ゼロ戦のエンジン音を聞いたら頬がゆるんでしまいました (はたから見たら危ないオジサンです)。

もともと、このエンジン始動会はハガキによる抽選制でした。その締め切りは3月3日に締め切られており、申し込んではいません
でした。でも、航空記念館周辺の立地や、隣接する駐車場で始動会を行うことから判断すれば、当日、その場に行けばゼロ戦の姿は
見えずとも、音が聞こえるのは自明です。まるで、日比谷の野外音楽堂の側まで行って盗み聞きするファン (そんな人いるのかな?)
のようです。

日に 3 回行う始動回の第二回の時間ギリギリに行ったところ、早くも第三回目当ての人が並んでいました。工事用のシートで
目隠しされた会場の傍らには、おそらく抽選にもれたものの諦めきれないファンがカメラやビデオを片手に立っています (下の
画像で幕の向こうにゼロ戦があり、手前に入場できないファンがいます)。

私がいる位置から機体までの距離は 50 メートルくらいに思えました。おそらく、入間基地での航空祭に登場していたら、これだけの
至近距離でエンジン音を聞くことはできなかったでしょうから、その点はラッキーでした。



私が出没するクルマ関係のイベントとは、また、異なるファン層で、色で表すと灰色か茶色です。クルマ関係よりも明らかに年齢層が
高い印象です。でも、私の前に立っていた青年(少年?)のような若年層も混じっていました。

私はなんちゃってファンなので、航空ファンの方達の間で、今回のゼロ戦里帰りがどのように取り上げられているのか検討がつきません。
でも、You Tube の投稿などから大いに盛り上がっている印象をうけました。その印象どおりの人気でした。

機体の展示は 3 月末までの予定が 8 月末まで延長されました。今度は機体も見にくることにしましょう。

4 月 2 日 ジャンゴ つながれざる者
「ジャンゴ つながれざる者」という西部劇を見てきました。クエンティン・タランティーノ監督作品といえばお分かりのように血が飛び散り
ます。その昔、アメリカン・ニュー・シネマとくくられた映画の中に、サム・ペキンバー監督作品「ワイルド・バンチ」がありました。
ウィリアム・ホールデンが「Let's Go」というと、アーネスト・ボーグナインが「Why Not」と返事をする格好よさにはしびれました。
当時はバイオレンス・アクションの代表作のように言われていましたけれど、「ジャンゴ」に比べたら大したことはありません。
それほど、「ジャンゴ」では銃弾が飛び交い、血しぶきがあがります。ストーリーは簡潔で、カタルシスを得られました。

少し前にアメリカの小学校で銃乱射事件がありました。その後から、アメリカ・ライフル協会に対する批判だけではなく、バイオレンスを
売り物にしているハリウッド映画やゲームに対するカゼあたりが強いことは知っていました。この映画に関していうと、アメリカの暗部を
白人監督が描いているというプラスの面がある反面、暴力的という点では批判は的を得ているように感じます。クエンティン・タランティー
のような監督は、この批判に対してどのように反応しているのか少し興味があります。

私に関していうと、アメリカ・ライフル協会の主張には反対です。しかし、この映画を見てスカッとした気分を味わってしまったので、
エラソーなことをいえるはずもありません(もっとも他国の話ですしね)。


2 月 24 日 ロング・エッグ


(画像はインターネットからダウンロードしたものです)


知ってました? こんな商品があるんですね。ネット上のどこかで、金太郎飴みたいにどこを切ってもゆで卵になる商品があると知り、
調べたのがこの画像です。イヤハヤ驚きました。

言われてみれば、ラーメン屋のラーメンやコンビニ弁当などにはいつもきれいな切り口のゆで卵の輪切りがのっています。でも、自分で
ゆで卵を作ってみると、端っこの方は白身だけになってしまったり、半円形になってしまいます。また、固さによっては切るときに切れ目が
平面にならないことがありますし、大きさも均一になりません。ウチでは端っこも当然食べますけれど、お店やさんで、自分に端っこが
当たったら嫌かも。

ラーメン屋ではどうしているんだろうと、この疑問を家族にぶつけてみました。すると、「ラーメン屋ではゆで卵を半分に切ったものが
入っていた」とか、「味付き卵は丸ごとはいっているよ。うちでは注文させてもらえないけど。」などと言われてしまいます (そりゃ違う
問題だろ)。

個人営業のラーメン屋ではいざ知らず、全国チェーンのコンビニ弁当では、コスト効率性の観点からも均質性の観点からも、卵の
大きさの不ぞろいは許されないでしょう。そこから、このようなロング・エッグが供給されているようです。

少し調べてみて気になったのは、情報が少ないことです。この時代、インターネットで調べると概要くらいはすぐに分かってしまいます。
ところが、ロングエッグに関していうと、国内のメーカーで製造しておらず、輸入しているらしいということしか分かりません。製造自体も
海外となると、どのような食品添加物が使われているか分かったものじゃありません。ロングエッグは便利そうですが、多用している
お店には注意が必要かもしれません。

今度、ラーメン屋に行ったら注意してみましょう。ラーメン屋は、自分ちでチャーシューとゆで卵を作っているところがいいですね。

2 月 24 日 車窓から
老人ホームにいる両親に会うために、昨年末から定期的に青梅市まで車で通っています。往復で 80 キロの道のりです。昨日も青梅に
向かっていたところ、途中で 2 台の車に遭遇しました。

1 台目はこちらです。


日野コンテッサ・クーペ

旧車のイベントなどで見たことはありますが、街中でそうそう見かけるクルマではありません。このクルマは小平市あたりで、見かけ
ました。うまいこと、真後ろにつくことができたので喜んでいたら、カメラを手もとにおくかおかないかの内に右折してしまいました。

画面の左の方に写っているのがわかるでしょうか。後ろから見るとボディーの下側が錆びてかけてきているものの、走っている姿を
見られること自体、ありがたいことです。なんせ 50 年近く前の車ですからね。車齢 31 年のウチの車なんざ、あなた、青い青い。
ピカピカにレストアされているのもよいですが、このように生活に根ざしているのも風格があります。

2 台目はこちらです。

ポルシェ 914

こちらも旧車のイベントで見ることはあっても街中ではそうそう見かけません。とかいいながら、府中市内でおじさんが運転しているのを
見たことがあります。今回、間に 1 台他のクルマが入ったのでシャッター・チャンスを狙っていたところ、大きな交差点で右折時に
撮ることができました。こちらはコンテッサと違いピカピカでした。ガレージで大事に保管されているのは一目瞭然です。

老人ホーム通い自体はあまり楽しくないものの、こうやって道中にささやかな楽しみを見出しています。また、珍しい車に会えると
いいですね。


2 月 16 日 Light Up Nippon
Light Up Nippon という東北応援プロジェクトのドキュメンタリー映画の上映会が近所であったので見てきました。

プロジェクトは、鎮魂と復興の意味をかねて花火大会を開いてはどうだろうという高田佳岳さんの思いつきから始まります。高田さんの
大学院時代の研究施設が岩手県大槌町にあったことから、そこを手始めに三陸沿岸の各市町村を回って各地のキーマンを探し、
花火大会にこぎつけるまで、2011 年 4 月から 8 月までの 4 カ月間を追っています。

たった一人の思いつきと実行力が徐々に雪だるまのように膨れ、各地に賛同者をえて、8 月 11 日に 11 箇所で同時に花火が
あがった時は嬉しくなりました。

私が毎年見に行っている近所の花火大会は 2011 年は中止になっていました。翌年の夏に花火大会が再開されたときは純粋に
嬉しかったことを覚えています。それが、2011 年の東北の被災地での花火でしたら、地元の方の喜びはいかほどだったかと
思います。

そりゃあね、7,000 万円もの資金が集まったのなら、各地に分配すればいいじゃないとか、物として残したほうがいいんじゃないかという
意見もあるでしょう。また、鎮魂にしても時期尚早という意見もあったことでしょう (実際、映画でも地元の方がそのことで議論して
険悪になるシーンがあります)。

それでも、知らない市町村を説得してまわり、花火大会を成功させた高田さんの熱意の大きさがかすむことはありません。映画を
見て久しぶりに精神が高揚しました。

カミさんと、嫌がる子供を連れていったところ、家族も何か感じるところがあったらしく、その日の夕食は映画の話で盛り上がりました。
子供心に何か感じてくれたら嬉しいな。


2 月 16 日 ゼロ戦里帰り
現在、ゼロ戦がアメリカから里帰りしています。里帰りしているのは、世界で唯一の飛行可能機体と言われている零式艦上戦闘機
五二型で、所沢の航空発祥記念館に展示中です。

単なる展示だけではなく、組み立ての様子やエンジン始動の様子も見せてくれたようです。過去形で書いたのは、既に終わって
いるため。しかし、エンジン始動は 3 月にも見せてくれます。どうせ 11 月に日本にやってきたのなら、ほど近い入間基地の航空祭で
飛行展示すればよいのにと思ってしまうのは、小学生の頃、同じ航空祭 (当時は航空宇宙ショー) で四式戦闘機「疾風」が日本の
空を飛ぶのを見たことがあるためです (ちょっとした自慢)。

このゼロ戦はアメリカの Planes of fame という博物館所有の機体です。この博物館、機体の展示のみならず、それ相応の費用を
払えば第二次大戦機に搭乗体験もさせてくれます。でも、さすがに貴重なゼロ戦は対象外です。

今回のゼロ戦は、機体が古く部品の調達もままならないせいか、エンジンをかけるのでさえ時間が制限されているようですので、
日本で飛ぶことは難しかったのかもしれません。でも、ゼロ戦はエンジン音だけでもいいから聞いてみたいなあ。

親父「ゼロ戦のエンジン音聞きに行かない?」
息子「行かない」
親父「…」

2 月 16 日 気になる交通マナー
最近、いいえ、以前から道路を走っていると気になることがあります。ひとつは自転車の右側通行、もうひとつは自動車の赤信号での
交差点への進入です。

子供の頃、自転車は左側通行と教え込まれたのでバカ正直に左を走っています。そうすると、右側通行してくる自転車が多いんですよね。
以前は中学生か高校生が多かったです。最近は若い男女、おばさん、とまんべんなくいます。交通教育が変わったのかと思うほどです。

昔は、右側を走っていると「自転車は左側だろ!!」ってどなるおじさんがいたりしました。今じゃそんなこと言っても無視されるか、
下手したらおじさんが刺されちゃいそうです。

ということを書いた翌日、家の横の坂で自転車同士が衝突していました。ここの坂は自転車事故がよくあります。ぶつかったのは
お年寄りの自転車と中学生の自転車です。「よけるときは左側だろう!」とおじいさんが怒ってました。同感です。

それから、赤信号での交差点への進入。自分も黄色信号でつっこんでいるのであまりエラソーなことはいえません。しかし、ルームミラー
をのぞくとどうみてもアウトのタイミングの後続車が続いていたり、さらにその後の車も続いていることがあり、驚かされます。

また、左折時も、アウトのタイミングで突っ込む車が増えているように感じており、見ていてハラハラするときがあります。こちらは、
マナーが低下しているのもあるでしょうけど、判断力の低下したお年寄りが増えているのも一因であるような気がします。

いずれにせよ、乗っている乗り物が何であれ、路上はますます危険になったようです。


2 月 16 日 昨年のこと
昨年は 8 月以降「日々雑感」を更新しなかったので書くことがなかったように思われるかもしれません。でも、1 年をとおすと結構大きな
ことがありました。主なものは 3 つです。

その1 バイクを乗り換えたこと
その2 知り合いの慶事に関わらせていただいたこと
その3 両親の介護が次のフェーズに入ったこと


いずれも雑感のレベルを超えており、なかなか書くことができません。年は越してしまいましたが、ぼちぼち書いていこうと思います(予告)。
でも、はや 2 月。おまけに、ようやく老人ホームに入った父が肺炎で入院してしまい、落ち着いて書く余裕がありません。
予告してだいじょうぶかなー。