たて続けの故障


お彼岸の日に運転していたらクルマから変な音が聞こえてきました。ラチェットレンチを回すようにカチッカチッというような音がたまに
聞こえてきます。停車している時、低速で運転している時に聞こえてきます。ボンネットを開けてみても音源は分りませんが、
どうやらエンジン辺りのようです。場所が場所だけに放っておけず、早速、次の土曜日に BRM に持ち込みます。

「本当に音がするのオ?」なんて言ってた親父さんも、暫くエンジンルームを眺めているうちに、「ありゃ?」と声をあげます。見てみると、
エンジンからベルトで駆動されているクーラコンプレッサー、オルタネーター、パワーステアリングギアが本来一直線に並んで
いるところ、オルタネータが斜めになってしまい、ベルトも斜めになってしまっています。どこがどうあたっているかは分りませんが、
音源はここでした。

早速、オルタネータを外して修理開始です。オルタネータは 3 箇所で固定されており、上からは見えない真下は、筒状の
プラスチック・ブッシュ中を貫通するボルトで固定されています。このブッシュが割れてしまい、固定位置がおかしくなっているのでした。
この時代のBMWでは定番の故障のため、ブッシュの在庫があるのが嬉しいような悲しいような。狭い場所での作業だけにオルタネータ
の脱着が大変でしたが、無事、修理完了です。

それにしても 12 月のエンジンがかからない件、その直後の水温計故障、先日のブロワーの異音、とこの 3 ヶ月の間にたて続けに 4 回
故障していることになります。クルマに乗る度に壊れているような印象です。いずれもすぐに直る故障ばかりですし、修理費用も
大したことはありませんが、クルマの信用を失いかねません。もうこれ以上、故障しないように祈るばかりですが、今年はまだまだ
何かありそうです。
(2007 年 3 月 25 日)